ミュー成増は「運動を習慣にすること」を目的としたパーソナルトレーニングのジムです。自分一人では運動を続けられない方は是非ご利用ください。

食事と運動、ダイエットはどっちから?

こんにちは。パーソナルトレーナーの田中です。

痩せる方法は、大きく分けて2種類あります。
・食事量を減らして痩せる
・運動量を増やして痩せる

たまにダイエットを始めたい方から、以下のような質問を受けます。

食事と運動、どちらからやるべきですか?

この質問の答えは簡単で「どっちもやるべき」なのですが、両方やろうとして挫折してしまっては意味がありません。

食事か運動の片方しかできない人向けに、「どちらからやるべきか?」を解説します。

ダイエットの公式

まずは、ダイエットの基本である公式から。

【消費カロリー】-【摂取カロリー】=【???】

この???がプラスになれば痩せ、マイナスになれば太ります。

食事と運動

食事と運動の痩せ方を公式に当てはめてみます。

食事で痩せるためには、摂取カロリーを減らすことで???をプラスにします。
企業や家庭に置き換えると、無駄な支出を減らして利益を出すイメージです。

一方、運動で痩せるためには、消費カロリーを増やすことで???をプラスにします。
企業や家庭に置き換えると、売上や収入を増やして利益を出すイメージです。

【答え】運動から始める

基本を押さえたところで、最初に質問に答えます。

食事か運動、どちらかしかできないのであれば、運動からやりましょう。

食事には限界がある

運動から始めるべき理由は、食事だけでは限界があるためです。

例えば月収20万円のAさんとBさんが「貯金をする」と目標を立てたします。

【現在】
Aさん:収入20万円、支出20万円→貯金0円
Bさん:収入20万円、支出20万円→貯金0円

Aさんは収入を増やすように頑張り、Bさんは支出を減らすように頑張りました。

【結果1】
Aさん:収入30万円、支出20万円→貯金10万円
Bさん:収入20万円、支出10万円→貯金10万円

ここまでは、AさんもBさんも同じです。

できるかどうかは無視して、さらにAさんは収入を増やすように頑張り、Bさんは支出を減らすように頑張りました。

【結果2】
Aさん:収入40万円、支出20万円→貯金20万円
Bさん:収入20万円、支出0円→貯金20万円

ここまでも、AさんとBさん同じです。

では、さらにAさんは収入を増やすように頑張り、Bさんは支出を減らすように頑張りました。

【結果3】
Aさん:収入50万円、支出20万円→貯金30万円
Bさん:収入20万円、支出0円→貯金20万円

ここでまで来ると、Aさんしか努力の結果が出ていません。
なぜか分かりますか?

そう、食事制限だけでは、消費カロリー(収入)以上は痩せられないのです。

食事制限の末路

もう努力の結果が出ないBさんがさらに努力を続けるとどうなるでしょう?

収入の方にも悪い影響が出てきます。

消費カロリーは運動そのもので消費されるだけでなく、日常生活を営んでいるだけでも消費されます。
あまりにも食事を摂らなすぎると、日常生活だけで消費されるカロリーが減ってしまうのです。

20万円あった収入が、19万円→18万円と知らないうちに減ってしまうのです。

よくあるダイエットの失敗例

食事から入るダイエットの失敗例をご紹介します。

最初の3ヶ月は炭水化物を抜いてどんどん痩せました。
ところが、炭水化物を抜いても痩せなくなってしまいました。
もっと痩せたいので、運動を始めました。

この場合、高確率で運動をしても痩せません。
なぜだか分かりますか?

炭水化物を極端に抜く生活を長く続けているので、消費カロリーが減っているんです。
先ほどの例で言うと、収入が減ってしまっている状態。

この状態で運動を始めたところで、今までの収入に戻すのが大変になります。

それでも、支出を増やさなければ痩せます。
が、大体の人が食べる量が増えてしまうんです。
炭水化物を食べちゃうんです。

結果、運動をしても痩せられません。

ダイエットは食事が8割

食事で痩せることをボロクソに言ってしまったので、利点も1つご紹介します。

すぐに結果が出ることです。

試しに今日一日何も食べないでください。
明日の朝、体重計にのってみましょう。
結果が出ているはずです。

ダイエットは食事が8割と言われているだけあり、即効性があるのが利点です。

理想のダイエット

最後に理想の痩せ方を説明します。

痩せたい人は、ただいま絶賛太り中だと思います。
先ほどの例だと、収入よりも支出が多い赤字の状態です。

それを、収入(運動量)を増やして収支トントンにしましょう。
運動だけではトントンにならない方は、ちょっと支出(食事量)を減らして収支0にしましょう。

この状態を最低でも一年間は続けます。

ここで準備運動が完了です。

収入(運動)を増やしつつ、支出(食事)を減らして、黒字化しましょう。
スムーズに痩せられるはずです。

重要なのは、準備運動を怠らないこと。

多くの人がダイエットに失敗するのは、赤字企業がいきなり黒字化(V字回復)しようとするからです。
そんなの、一握りの天才経営者にしか無理。
一般人は、赤字を減らしながら収支トントンにもっていき、少しずつ黒字化するのが現実的かなと思います。

まずは30分間の体験から

初回は5,000円で30分間の加圧トレーニング体験ができます。
カウンセリングも行いますので、運動の目的や不安な点などお気軽にお話ください。

運動の初心者・未経験者も大歓迎です。

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