東京都板橋区のパーソナルトレーナー、田中です。
毎日15名くらいに加圧トレーニングの指導をしつつ、ブログを書いております。
● 毎日きちんと3食召し上がってますか?
● 3食おいしく召し上がってますか?
両方の答えが違う場合には、苦労せずにダイエットができるかもしれません。
3食摂ると、どうしても摂取カロリーが多くなってしまいます。
● お腹が空いていないけれど、無理して食べている
● 食べる時間がないから、急いで食べている
● 食べなくても問題ない
このような食事があるのでしたら、ダイエット中は省いてしまいましょう。
今回は、朝食・昼食・夕食を抜く、3種類のダイエットをご紹介します。
※ 「ダイエット=体重を減らすこと」として解説いたします。
朝食抜きダイエット
まずは、朝食抜きダイエットからご紹介いたします。
朝食抜きダイエットのやり方
● 朝ごはんを食べない
● その他の生活はそのまま
朝食抜きダイエットに向いている人
朝食抜きダイエットに向いている人は、意外と多いと思います。
● 朝食を無理して食べている
● 朝食がおいしいと感じない
● 朝起きたばかりはお腹が空いていない
● 朝食べなくてもお昼まで平気
● ゆっくりと寝ていたい
このような人は、朝食を抜いても問題ございません。
明日から、朝食を抜きましょう。
朝食抜きダイエットに向いていない人
● 朝食をおいしく食べている
● 朝からお腹が空いている
このような人は、体が朝食を欲しています。
無理に朝食を抜くのは、やめた方がいいです。
● 朝食を抜くと、昼食を多めに食べてしまう
● 朝食を抜くと、午前中の仕事に集中できない
● 朝食を抜く分、前の晩に余分に食べてしまう
このように、朝食を抜いてしまうことにより、他の点に影響が出る場合にも、朝食を抜くべきではありません。
きちんと朝食をお召し上がりください。
朝食抜きダイエット3つのメリット
朝食抜きダイエットのメリットは、体重を減らすだけではありません。
1. ゆっくりと寝てられます。
朝ごはんを食べるために早起きしている人は、そんな必要なくなります。
睡眠不足はダイエットの敵です。
しっかり睡眠をとりましょう。
2. 朝の時間に余裕ができます。
朝は食事以外にもやることが多く、慌ただしいと思います。
食事の時間が省ける分、余裕ができます。
ストレスも減ります。
その分、早めに出勤して、満員電車を避けるなんてこともできそうですね。
3. 便秘解消になります。
午前中は、排泄の時間です。
ここで食事をすると、排泄に使うエネルギーが消化・吸収へ向かってしまいます。
便秘も、ダイエットにはよろしくありません。
朝はしっかりと出しましょう。
2つの反論
朝食を抜いたほうがいいよって言うと、必ず反論がきます。
ブドウ糖について
「脳はブドウ糖しか使えないから、朝食に糖分を摂った方がいい」って聞きました。
脳がブドウ糖しか使えないのは、糖分をこまめに摂っているからです。
糖分が不足してくると、糖分以外の栄養(例えば脂肪とか)を使いはじめます。
常に高血糖状態にしておく必要はありません。
でも、ずっと朝食を食べていた人が突然抜くと、ボ~っとした感じになります。
ブドウ糖しか使えない脳が、突然脂肪を使おうとはならないためです。
脂肪を使う脳になるには、ある程度の慣れが必要です。
タンパク質について
「朝食にタンパク質を摂った方がいい」って聞きました。
事実、摂った方がいいです。
でも、その分、昼食を減らせればの話です。
朝食0 昼食2 夕食3
のボリュームで食べていると仮定して、
朝食1 昼食1 夕食3
もしくは
朝食1 昼食2 夕食2
にできるのでしたら、朝からタンパク質を摂ってください。
昼食か夕食の量が減らせないのであれば、朝食を抜いた方がラクだと思います。
タンパク質は昼食で摂れば十分です。
昼食抜きダイエット
次に、昼食抜きダイエットです。
昼食抜きダイエットのやり方
● 昼ごはんを食べない
● その他の生活はそのまま
昼食抜きダイエットに向いている人
● お昼には、お腹が空かない
● 仕事が忙しくて、昼食を摂っている時間が惜しい
● 昼食を摂らなくても、夕食まで特に支障がない
こんな人は、思い切って昼食を抜くことをオススメします。
栄養は朝食と夕食の2食だけで、十分に摂れます。
昼食抜きダイエットに向いていない人
● 昼食を抜くと、間食してしまう
● 昼食を抜くと、午後の仕事に集中できない
● 昼食を抜くと、反動で夕食が多くなる
こんな人は、昼食を抜くべきではありません。
きちんと昼食をお召し上がりください。
昼食抜きダイエット3つのメリット
昼食抜きダイエットも、体重を減らせる以外のメリットがあります。
1. お昼休憩がいらなくなります。
お昼にご飯をしっかり食べると、1時間くらいの休憩時間が必要です。
昼食を抜けば不要です。
● 1時間、余分に仕事をする。
● 1時間、早く帰る。
● 1時間、お昼寝をする。
● 1時間、趣味の時間に使える。
時間が有効活用できます。
2. 午後に眠くなくなります。
昼食の欠点は、「午後のパフォーマンスが落ちる」点です。
食事を摂ると、消化・吸収にエネルギーが使われるので、どうしても脳の働きが落ちます。
昼食を摂らなければ、午後もバリバリ働けます。
一流のビジネスパーソンは、仕事中に食事をしないみたいですからね。
人にもよると思いますが・・・
ちなみに、昼食後に眠くなるのは、単純に「昼食の食べすぎ」か「睡眠不足」です。
昼食0が難しければ、量を減らすだけで「眠気」も減ります。
体重も減るので、一石二鳥です。
3. 食費が浮きます。
新橋のサラリーマンは「本当は450円の弁当を食べたいけど、380円の弁当で我慢している」みたいです。
世の中のお父さんは、そんなに大変なんですね。
いっそのこと、0円の弁当(昼食抜き)にしてみてはいかがですか?
夕食抜きダイエット
最後に、「夕食抜き」ダイエットをご紹介します。
夕食と言っても、夜に召し上がる人が多いと思います。
夕食=晩ごはんと思ってください。
夕食抜きダイエットのやり方
● 晩ごはんを食べない
● その他の生活はそのまま
夕食抜きダイエットに向いている人
● 仕事で疲れきってしまい、夜に食欲がない
● 酒を飲んだ後は、食欲がない
こんな人は、夕食を抜くことをオススメします。
食欲がないのに、無理して食べる必要はありません。
また、毎晩ではなくても、例えば仕事の繁忙期だけ抜いてみるとかでもいいかもしれません。
夕食抜きダイエットに向いていない人
● 晩ごはんを食べたい
● 夜にお腹が空く
● お腹が空いて眠れない
99%の人は、このダイエットに向いていないと思います。
みんな晩ごはんは食べたいですよね?
夕食抜きダイエット3つのメリット
夕食抜きダイエットは、朝食や昼食抜きよりもメリットがあります。
1. ダイエット効果は抜群です。
夜はエネルギーを貯め込む時間です。
その時間に食べなければ、貯め込む物(脂肪)もなくなります。
朝食や昼食の量が多少増えてしまっても、夕食を抜けるのならダイエットとしての効果ありです。
2. 睡眠の質が上がります。
夜ごはんを食べてすぐに寝ると、睡眠の質が低下します。
消化にもよくありません。
「帰って寝るだけ」の状態ならば、無理に食事をする必要はないです。
「7~8時間寝ているのに眠い」って人へ。
晩ごはんの量と質を疑ってみてください。
ただ「私はロングスリーパーだから・・・」で片づけない方がいいですよ。
3. お金と時間が浮きます。
お金は昼食でも説明しました。
昼食よりも夕食にお金かける人は多いと思います。
節約効果も、夕食抜きの方がいいですね。
さらに、夕食を作って→食べて→片付けて・・・
毎晩毎晩、大変ですよね。
その時間がなくなれば、もっと有意義に夜の時間を使えそうじゃないですか?
(家族がいると無理そうですが・・・)
3食摂らなくても健康に問題ないのか?
ダイエットになるのは分かるけど、健康には問題ないのでしょうか?
当然の疑問です。
結論を言うと、3食摂らなくても、健康には問題ありません。
むしろ、健康に良い部分もございます。
3食食べないよりも食べ過ぎの方が、現代人には大問題なのです。
3食から無理せずできるダイエットを
● 朝食抜きダイエット
● 昼食抜きダイエット
● 夕食抜きダイエット
3種類のダイエットをご紹介しました。
できそうなダイエットはありましたか?
できるところからやってみてください。
注意点を1つだけ。
完璧主義にならないようにしてください。
ダイエットが続かなくなります。
例えば、朝食抜きをやる場合。
毎日必ず抜かなきゃいけないわけではありません。
まずは、休みの日だけ抜いてみるとかでいいと思います。
また、平日は昼食を抜いて、土日は朝食を抜くとか、変えるのもいいですね。
無理せずできるよう、アレンジしてみてください。
ダイエットは、お腹が空いちゃうとかマイナス面ばかり考えずに、プラス面をよく考えてください。
継続しなければ意味はないので、ストレスなくできる方法を見つけましょう。