こんにちは。パーソナルトレーナーの田中です。
お客様の運動習慣をサポートしつつ、ブログを書いております。
ダイエットに失敗する原因の9割は「食べ過ぎちゃうこと」です。
食べ過ぎないように意志力で解決するのは間違い。
そんなに意志力って強くはありません。
正解は、食べ過ぎない仕組みを作り上げること。
今日は「パーキンソンの法則」に従って、食べ過ぎない仕組みを作ってみます。
パーキンソンの法則
そもそもパーキンソンの法則を知らなければ話になりませんので、簡単に解説します。
例えば仕事で昇進して、年収が100万円アップしたとしましょう。
1年後、その人の預金残高はいくら増えていると思いますか?
単純計算では100万円増えているはず。
でも残念ながら、多くの人は100万円も増えていない。
それどころか、1円も増えていない。
これがパーキンソンの法則です。
増えた100万円は一体どこへ消えてしまったのでしょうね・・・
第1法則:食卓の法則
ダイエットにおけるパーキンソンの第一法則は、「食卓に並べられている量まで食べてしまう」傾向にあることです。
・残してしまうのは、作ってくれた人に失礼
・捨ててしまうのは、もったいない
このように考えている方、多くないですか?
結果、無理してでも全部食べてしまいます。
では、食卓に並べる量を減らすにはどうすれば良いのか?
作りすぎなければいいだけの話ですね。
第2法則:料理の法則
ダイエットにおけるパーキンソンの第二法則は、「料理をした量まで食卓に並んでしまう」傾向にあることです。
せっかく作ったのに、そのまま捨ててしまうのはもったいないですよね。
次の食事まで持ち越してもいいですが、味も栄養も落ちてしまいますし。
では、作る量を減らすにはどうすれば良いのか?
冷蔵庫にストックしすぎなければいいだけの話ですね。
第3法則:冷蔵庫の法則
ダイエットにおけるパーキンソンの第三法則は、「冷蔵庫に入っている食材の量まで料理を作ってしまう」傾向にあることです。
せっかく保存しておいたのに、使わないで捨てちゃうのはもったいないですよね。
ちょっぴり余らせても他に使い道がなければ、無理してでも使ってしまいます。
では、冷蔵庫の中身を減らすにはどうすれば良いのか?
買いすぎなければいいだけの話ですね。
第4法則:スーパーの法則
ダイエットにおけるパーキンソンの第四法則は、「スーパーで購入した量まで冷蔵庫の中身は増えてしまう」傾向にあることです。
あたり前ですが、買ったものは冷蔵庫で保管しますね。
これが、必ず食べると決めている物ならOK。
でも、とりあえず買って→とりあえず冷蔵庫へ保管は大問題。
結果、料理をして→食卓に並んで→無理して食べる・・・になってしまうのです。
痩せられるかどうかはスーパーで決まる
ダラダラと書きましたが、今日言いたいのは1つだけ。
「痩せたければ、スーパーで不必要な量を買ってはいけない。」
これさえ守れば、無理して食べ過ぎちゃうことがなくなります。
ついつい食べ過ぎちゃうこともなくなります。(だって食べる物がないんだもん。)
これでダイエットの成功率をアップできます。
しかも、食費をダウンできる「おまけ」が付きます。
最後に、よくありそうな質問に答えて終わりにします。
このメリットは3つあります。
・スーパーやコンビニへ行くのが面倒だから諦める。
・スーパーやコンビニへ行くまでに食欲が落ち着く。
・スーパーやコンビニへ行くのにエネルギー(カロリー)を消費する。
どのパターンでもダイエットにはプラスに作用します。