東京都板橋区のパーソナルトレーナー、田中です。
毎週100名に加圧トレーニングの指導をしつつ、ブログを書いております。
先日のラグビーワールドカップはご覧になりましたか?
ついついビールを飲みながら観てしまいますよね。
そんな日にお客さまと話したことです。
こちらの質問にお答えしましょう。
【答え】週トータルで飲む量が減っていれば効果あり
まずは、答えから。
1週間単位で飲む量を見てみましょう。
禁酒をすることによって、飲む量が減っていれば効果ありです。
禁酒をしても飲む量が変わらないのであれば、意味ないですね。
禁酒をした反動で飲む量が増えていたら・・・
お客さまとの会話風に表現すると以下の通りです。
何本飲んでるの?
お酒を飲んでいる人は、どのくらい飲んでいるのか把握しておいた方がいいです。
例えば、毎日缶ビールを1本飲んでいるとしましょう。
週に7本飲んでいます。
ダイエットのために、水曜日は禁酒することにしました。
Aさん:月・火・木・金・土・日に1本で週6本になりました。
Bさん:月・火・金・土・日に1本、木はご褒美で2本、週7本です。
Cさん:月・火・木・金に1本、土・日はご褒美で2本、週8本になっちゃいました。
誰が禁酒すべきでしょうか?
数が分かっていると明確ですね。
お酒だけじゃないよ
自分はお酒を飲まないし関係ないよね・・・
そう思って安心している方へ。
これはお酒だけじゃないですからね。
一番お酒に近いところでは、タバコですかね?
数日間禁煙しても、その反動でたくさん吸ってしまっては意味ありません。
甘い物がやめられない人なんかも、同じですね。
ダイエットのために、仕事の日は甘い物を控えたとします。
でも、その反動で休みの日にご褒美をあげては意味ありません。
じゃあ、どのラインから意味なくなるのか?
今、あなたが飲んでいるor吸っているor食べている以上のラインから意味なくなります。
自分がどのくらい摂っているのか、まずは認識しましょう。
身体を変える時に摂るべきでない3つの物
痩せたいとか筋肉をつけたいとか思った時に、害になる物って分かりますか?
- 酒
- タバコ
- 甘い物
先ほど取り上げた物です。
理由は長くなるので書きませんが、感覚的に良くないのは分かると思います。
- 今以上お腹を出したくない
- 今以上ガリガリになりたくない
このくらいの目標なら、上記3つの物を控えればOKです。
でもね、
- おもいっきりお腹を凹ませたい
- ムキムキマッチョマンになりたい
ビール片手にこんな目標は掲げないようにしましょう。
考えが甘すぎます。
この項目で言いたかったのは、「酒とかタバコとか甘い物は、止められるなら止めてしまいましょう」ってことです。
週1回の禁酒の効果
禁酒の話に戻します。
週1回の禁酒ってどれくらい効果があると思いますか?
これも、数で見れば分かりやすいです。
毎日1本のビールを飲んでいる人が、週1回の禁酒をしたとすると・・・
1年間で50本、飲む量が抑えられます。
10年間で500本、飲む量が抑えられます。
30年間で1500本、飲む量が抑えられます。
掛け算なので当たり前なのですが、毎日たった1本しか飲んでいない人でこれだけの効果があるのです。
2本飲んでいる人は2倍、3本飲んでいる人は3倍の数違いが出てきます。
1000本もビールを飲んだら、余った脂肪はどうなるでしょう?
考えれば分かりますよね。
習慣って大事だよね
禁酒ブログのまとめです。
「悪い習慣は止められるのなら止めてしまえ!」って書きましたが、「止められるなら、とっくの昔に止めているわ!」って話ですよね。
止められないのなら、少しずつでいいので減らすようにしましょう。
たった週1回の禁酒を数年単位で見てみると、ものすごい量になるのです。
ちょっとの努力は、決してムダになりませんからね。
今回は悪い習慣をメインにしましたが、良い習慣も考えは同じです。
例えば、運動。
週1回・20分しか運動をしなくても、1年で16時間~17時間の運動時間を確保できます。
これを続けるか続けないかは、長い目で見ると変わってきますね。
悪い習慣をちょっぴり削る代わりに、良い習慣をちょっぴり追加してみましょう。
30年後に喜べると思いますよ。
ちなみに、このブログは毎日お酒をガブガブ飲んでいる、どうしようもないパーソナルトレーナーが書いております。
参考程度にしておいてください。