ミュー成増は「運動を習慣にすること」を目的としたパーソナルトレーニングのジムです。自分一人では運動を続けられない方は是非ご利用ください。
パーソナルトレーニング

五十肩の時に加圧トレーニングをやるべきか?

こんにちは。パーソナルトレーナーの田中です。

四十肩や五十肩などの「肩が痛い時」に加圧トレーニングをやるべきか?控えるべきか?と質問を受けます。

当ジム会員のように、運動習慣がある人への回答は以下の通り。

やりたければやるべき。
やりたくなければ控えるべき。

とお答えしても、

良くなるならやりたい。
悪くなるなら控えたい。

というのが本音だと思います。

肩が痛い時に加圧トレーニングをするメリットとデメリットを交えつつ、肩が痛い会員様へのアプローチ方法を解説します。

五十肩の時に加圧トレーニングをするメリット

肩が痛い時に加圧トレーニングをするメリットは、肩の可動域を広げられることです。

腕に加圧をしていると、肩~腕の感覚が鈍くなります。
普段は痛くて動かせない範囲まで、痛みを感じずに動かせるようになるのです。

五十肩になる最大の悲劇は、なっている最中に痛いのはもちろんですが、治ってからも肩を思うように動かせなくなることです。

一昔前は五十肩の時は安静にするように指示するお医者さんが多かったイメージですが、最近はなるべく動かすように指示するお医者さんが主流になってきました。
五十肩が痛い1~2年間よりも、治ってからの長い人生にフォーカスを当てているためだと思います。

痛み=ストレスを感じずに肩のストレッチができる点が、加圧トレーニングのメリットです。

五十肩の時に加圧トレーニングをするデメリット

肩が痛い時に加圧トレーニングをするデメリットは、肩が完全に治るまでの時間が延びる可能性があることです。

先ほど言ったように、腕に加圧をしていると、肩~腕の感覚が鈍くなります。
なので、普段は痛くてかけられない負荷のトレーニングまで、痛みを感じずにできるようになってしまうのです。

肩が痛くなるのは、これ以上肩に負荷をかけてほしくないSOSのサインだったりもします。
痛み=SOSサインを無視してトレーニングができてしまう点が、加圧トレーニングのデメリットです。

加圧のメリットを活かしつつデメリットを避ける

肩が痛い時に加圧トレーニングをするメリットとデメリットが分かったところで、実際に肩が痛い会員様への指導方法を一言で表すと・・・

加圧状態で、負荷をかけずに、可動域いっぱいまで動かす。

可動域いっぱいまで動かしてもらう理由は、加圧のメリットを活かすためです。
負荷をかけない理由は、加圧のデメリットを避けるためです。

これなら、肩の痛みを悪化させることなく、可動域を維持できます。

※ と言っても、痛みが増している時期、痛みが続いている時期、痛みが良くなっている時期で指導法は異なります。上記の方法が有効なのは、肩の痛みがずっと続いている時期(良くも悪くもなってない時期)です。

肩が痛いときは加圧ストレッチが最適

加圧をしていると、良くも悪くも「感覚が鈍くなる」という特徴があります。
痛みを感じにくくなるので、四十肩や五十肩の時には加圧状態でストレッチをするのが最適解となります。

この記事を書いた理由は、実際に肩が痛くなったお客様の反応が両極端だからです。

Aさん:肩が痛くても今まで通り普通に負荷をかけてトレーニングしたい
Bさん:肩が痛くて心配だから加圧ベルトを巻きたくない

一番良いのは両者の中間で、加圧ベルトを巻いて負荷をかけずに動かすことです。

・・・・

最後に質問がありそうな点を補足します。

肩の痛みがあるときに、運動習慣のある人は、「運動をやりたければやるべき。運動をやりたくなければ控えるべき。」と書きました。

Q:なぜ、運動習慣のある人は、やりたくなければ控えてもいいの?

A:肩が痛い時期に運動を控えるデメリットは、肩の可動域が狭くなってしまうことです。
ただ、可動域はストレッチをすれば広げられます。
運動習慣のある人なら、無理して痛い時期にストレッチしなくても、痛みがなくなってからでもリカバリーできるためです。

Q:では、運動習慣のない人は、どうすればいいの?

A:運動習慣のない人は、やりたくなくても痛くない範囲で積極的に動かしてください。
硬くなってしまってからのリカバリーが難しいためです。

まずは30分間の体験から

初回は5,000円で30分間の加圧トレーニング体験ができます。
カウンセリングも行いますので、運動の目的や不安な点などお気軽にお話ください。

運動の初心者・未経験者も大歓迎です。

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