こんにちは。
加圧トレーニング歴15年のパーソナルトレーナー田中です。
当ジムでは、平均的な体型・運動習慣の方へ、腕150SKU・脚260SKUの圧をかけてトレーニングをしています。
・SKUって何?
・どのくらいの圧がいいの?
という質問をいただくので、解説します。
SKUとは圧の強さ
加圧トレーニングで使う数字SKUは、Standard Kaatsu Unitの略で加圧の強さです。
- 腕100SKUよりも腕150SKUの方が、器具がかける圧が強い
- 腕100SKUよりも腕150SKUの方が、身体にかかる圧が強い
数字が高くなるほど、圧が強くなります。
100SKUの強さ
100SKUとか150SKUとか言われても、どれくらいの強さなのか分からないと思います。
強さを知るために、ちょっとだけ加圧トレーニングの歴史を・・・
実はSKUを使われ始めたのは10年ほど前で、その前はmmHgを使っていました。
mmHgは血圧で使われている単位です。
- 100SKU=100mmHg
- 150SKU=150mmHg
例えば100SKUと設定した場合、血圧を測る時に血圧計で100と表示されている時にかかっているのと同じ強さの圧が、腕や脚にかかります。
普段から血圧を測る方には、大体の強さがイメージできたと思います。
もしイメージできなかったら、次に血圧を測る際、数字を見ながら測定してください。
適正圧
加圧トレーニングの単位(SKU)が分かったところで、どのくらいの圧をかければ良いのかが気になりませんか。
実は、適正な圧には個人差がかなりあるので、実際にトレーナーに測定してもらわないと分かりません。
体型や運動習慣はもちろん、その日の体調やトレーニングメニューによっても変わります。
でも、これでは全く参考にならないと思いますので、目安を書いておきます。
腕:130SKU~200SKU
脚:230SKU~300SKU
アメリカでは医療機器認定されている加圧器具(KAATSU C3)で、標準レベルのかかる圧が上記の強さになります。
よって、腕が130SKU以上、脚が230SKU以上かかっていれば、加圧の効果としては問題ないラインと考えられます。
SKUを増やすと効果倍増!?
加圧トレーニングの基礎SKUについて解説しました。
SKUはかける圧の強さです。
まずは、腕130SKU、脚230SKUを目指して、加圧トレーニングをしてみてください。
と言っても無理は禁物。
「早く効果を出したいから、かける圧を強くしたいです。」
このようなご要望をいただくことがありますが、圧を強くしても効果が早く出るとは限りません。
圧をかけすぎることによってトレーニングが満足にできなくなり、結果的に効果が出にくくなってしまう場合もございます。
早く効果を出すなら、トレーニングの内容に支障のない範囲で、最大限の圧をかけるというのが、最適解となります。