こんにちは。加圧トレーニングインストラクターの田中です。
加圧トレーニングは「お医者さんに運動を禁じられている方」や「妊娠中の方」以外は誰でもできます。
ただし、やってはいけないことが1つだけあります。
加圧トレーニングのインストラクターは絶対にやらないことを解説します。
加圧トレーニングでやってはいけないこと
まずは、結論から。
加圧トレーニングでは、血を止めてはいけません。
よくある勘違いで、「加圧トレーニングって血を止めて筋トレするんでしょ?」と言われますが、全く違います。
血流は制限していますが、完全に止めてはいないのです。
血を止めてはいけない理由
「なんで血を止めちゃダメなの?」なんて質問もありそうなので、書いておきます。
リラックスをするときは、なるべく心拍数を下げます。
例えば、寝ているときは、かなり心拍数が下がります。
では、心拍数が0だとダメなんですか?
と聞くと、ダメなのは誰しも分かると思います、
加圧で血を止めてはいけないのも、同じ理由です。
血が止めるとどうなるか?
どうなると血が止まっているのかも解説しておきます。
血が止まると、肌の色が白くなります。
これは圧が強すぎるので、圧を緩めてトレーニングしてください。
血が止まりやすい人・部位・種類
では、どんな人は血が止まりやすいと思いますか?
脂肪や筋肉が少ない人=要は痩せている人は血が止まりやすいです。
血が止まりやすいのは腕で、脚は止まりにくいです。(と言うか、14年の加圧トレーニング生活で脚の血流を止めることができたことはありません。)
血が止まりやすいのは昔ながらの直巻きベルトで、空圧式のベルトは血が止まりにくいです。
加圧トレーニングでは血を止めない
加圧トレーニングは血流を完全に止めてはいけません。
適度に血流を制限してやるトレーニングなのです。
その他の点は、加圧トレーニングも普通の筋トレも同じです。
なので、加圧トレーニングだから「やってはいけない」ってことはありません。
言葉を変えると、普通の筋トレでやってはいけないことは、加圧トレーニングでもやってはいけません。
例えば、「膝を痛めている時に深いスクワットをやる」とか「ギックリ腰をやった日に腰に負担がかかる運動をする」とかは、普通に考えてやらないですよね。
普通の筋トレでやらないことは、加圧トレーニングでもやらないです。
● 動画で見る ●
実際に血が止まっている動画を撮りました。
見たい方だけご覧ください。(結構グロいので観覧注意!)