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私の頭の中の台風

東京都板橋区のパーソナルトレーナー、田中です。
毎週100名に加圧トレーニングの指導をしつつ、ブログを書いております。

先日の台風(2019年の台風19号)はすごかったですね。

ミュー成増は、1日だけお休みさせていただきました。
ご不便をおかけし、申し訳ございません。

今回は、お休みを決断するまでのストーリーを少し難しく書きます。

台風前日

今回は「命を守る行動をしましょう」と言われていたくらい大きな台風でした。

台風前日、「お客さまには無理して来てほしくないよね~」なんて妻と話していたら、以下のような面白いことを指摘されました。

ジムの考え
お客さまは貴重な時間を使って、ジムでの予約を取っている。そんな予約をこちらから勝手にキャンセルにするわけにはいかない。
お客さまの考え
予約が取りにくい土曜日に予約を取ってもらっている。そんな予約を前日にドタキャンするのは申し訳ない。

こんな感じで、お互いが遠慮しあってキャンセルできないんじゃないか?

なるほどね。

それだったら答えは簡単で、ジム側が率先して「明日台風だから休みます!」って早めに言ってあげればいいと思いますよね?

でも、それが難しいんですよ・・・

ビジネスの話

ちょっとビジネスの話をします。

分かりやすいように、携帯電話を販売しているお店と通信事業者で例えます。

携帯屋さん

携帯電話を売っているお店が、台風でお休みにしたとします。

台風の日は、お店の収入は0円です。
お客さんも損失(支出)は0円です。

当たり前ですよね。

携帯電話を手にしないとお金のやり取りが発生いたしません。
「この携帯電話を今後自由に使っていいよ」って契約の元、お客さんはお店にお金を払うわけです。

こんなビジネスの場合、お店をお休みにするのは簡単です。
お客さんに経済的な損失がないわけですから。

通信事業者

一方で、その携帯電話のネットワークをつないでいる会社はどうでしょうか?
ドコモとかauとかソフトバンクとか思ってください。

仮に、台風で携帯が一切使えなくなったとします。

そうなるとですね・・・

台風の日も、会社には収入があります。
お客さんは、全く携帯が使えないのでその分の損失を被ります。

なぜそうなるかというと、携帯って月毎の契約になっているじゃないですか?
晴れの日だろうが雨の日だろうが台風だろうが大雪だろうが、毎日お金が発生しているんです。

それは、もちろん携帯を一切使わなくてもお金がかかります。

例えば、ドコモでギガホプラン(月30Gまで使えるプラン)で契約しているとしましょう。

Aさん:30G使い切りました。
Bさん:3Gしか使いませんでした。
Cさん:全く使いませんでした。

この3名の携帯料金っていくらになりますか?

全員同じ料金です。

Bさんは90%OFF、Cさんは100%OFFとかには絶対にならない。

これが携帯の料金です。

お客さんは何にお金を出しているかといいますと、「月に30Gまで使ってもいい権利」を購入しているわけです。

逆に言うと、会社は何があってもお客さんが携帯を使える状態にしておく義務が発生するわけです。
だから、「台風なので携帯は使えません!」なんて絶対に言えません。

会員制のジム

では、会員制のジムの場合はどうでしょうか?
先ほどの携帯ショップと通信事業者、どちらに近いと思いますか?

この点をたまに勘違いされているお客さまがいらっしゃるですが、会員制のジムは完全に通信事業者よりのビジネスなのです。

当ジムを例にしますと、お客さまとは以下のような契約を結んでおります。

  • 月会費は12,000円です。
  • 月に4回までパーソナルトレーニングを受けられます。
  • 毎月28日間、毎日12時間営業をします。
  • 営業時間内に予約を取ってご利用ください。
  • 予約は早い者勝ちです。

例えば、お客さまの都合で2回しか来られなかったとします。
この場合、月会費は半額にはならないんですね。
12,000円ばっちりかかります。

だから、ジム側としても台風だからって「毎月28日間・毎日12時間営業」を勝手に短縮するわけにいかないんです。
そうすることで、ジムが休んだ分お客さまの損失になってしまいますから。

台風の解決策(2つ)

ビジネスモデル的に、一方的なキャンセル(お休み)がしにくいがお分かりいただけましたでしょうか?

では、今回の台風のような場合、どうすればいいのか解決策を考えてみました。

【ボツ策】台風の日の分だけ返金する

経済的に考えて合理的なのは、「台風の日だけ返金する」ってのがいいのかなと思います。

「台風のため、明日お休みします。」よりも「台風のため、明日お休みします。明日実施分は返金いたします。」の方が言いやすいですしね。

先ほどの例え話では、分かりやすくするために「通信事業者が台風で使えなくなっても全額料金がかかります。」と書きましたが、実際はそんなことありません。
台風で使えなかったら、その期間分の料金はかからなくなります。
通信事業者と同じシステムにしちゃえば、台風で営業しなくても納得できそうです。

でも、問題はございます。

まず、返金作業がとっても面倒。
通常外の業務と費用が発生してしまいます。

次に、「どこまでのお客さまに返金するべきなのか?」って問題があります。
予約を取っていたお客さまはもちろんですが、「予約は取っていなかったけど、休みじゃなかったら行きたかったのに!」ってお客さまはどうするのか?
そこら辺の線引きが非常に難しい。

一番大きな点は、台風の日の売り上げが減ってしまいます。
その分の売り上げは、どこかで補填する必要が出てきます。
じゃあ、どうするか?
会費を値上げするしかなくなります。
今は数年に1回しか来ない台風が、毎年のように来るようになってしまったら、毎年毎年値上げの必要性が出てくる。

こんな問題があるので、あまり現実的ではなさそうですね。

【最善策】休んでも納得していただける関係を作る

当ジムができる最善策は、とってもシンプル。

明日、台風なのでお休みします。
お客さま
台風だし仕方ないよね(笑)

こんな感じで言っていただけるような関係性を築くこと。

ハッキリ言って、これしかありません。

そのためには、どうするか?

日々、お客さまのために頑張って仕事をするしかないですね。

台風に負けないために日々頑張る

台風前日に私の頭の中で起こっていた出来事を文字にしてみました。

結論はとってもつまらない内容でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

私なりに台風時の解決策を考えてみましたが、いい案があったら是非ご提案ください。

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皆様のご利用をお待ちしております。

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