加圧サイクルの詳細なマニュアルです。
簡易的なマニュアルはバイクの前にまとめてあります。
加圧サイクルの流れ
加圧サイクルは以下の流れがスムーズです。
- 加圧ベルトを巻く
- サドルの高さを合わせる
- 加圧ベルトと器具をつなぐ
- 加圧器具の設定をする
- バイクを20分使う
- 片付け
① 加圧ベルトを巻く
まずは加圧ベルトを巻きます。(基本的にトレーニング終了時にトレーナーが巻きますので、覚える必要はありません。)
ベルトの位置
ベルトは脚の付け根に巻きます。
太ももとお尻の間がベストです。
ベルトの向き
加圧ベルトは左右がなく、どちらでも巻けます。
空気を入れるチューブが自分の身体の中心を向くように巻きます。
ベルトを引っ張る
巻く方の腕でベルトの先端(赤い部分)を持ち、反対の手でバックルを押さえます。
巻く方の腕でベルトを上に引っ張ります。
ベルトを巻く
引っ張ったベルトを持ったまま下に巻きます。
下で反対の手に持ち替えて、最後まで巻きます。
ベルトが重なるように巻いてください。
ベルトを巻く強さ
加圧ベルトの巻く強さは、ベルトの間に指一本入るくらいが適切です。
指が入らない場合には、強すぎなので少し緩めてください。
指が二本以上入る場合には、緩すぎなので少し強めに巻きなおしてください。
※ 指一本分だと軽めの圧にしてもキツく感じる場合には、緩めに巻いてOKです。
②サドルの高さを合わせる
バイクの高さを調整します。
調整するノブの位置
高さは、サドルの下にあるノブで調整します。
調整する方法
正面から見て、反時計回りに回すと緩みます。
大体10回転くらい回すと、ノブを正面に引っ張れるようになります。
引っ張って高さを調節してください。
目安として、立った時のお尻の高さに合わせます。
低すぎると太ももやヒザに負担がかかりますので、迷ったら気持ち高めにしてください。
高さの調整が終わったら、サドルが上下に動かないことを確認してください。
ノブを時計回りに動かして固定します。
③加圧ベルトと器具をつなぐ
加圧ベルトと器具を「カチッ」と音がするようにつなぎます。
本体側の接続部(銀色の部分)が押し込まれてないと上手くつながりません。
OKなパターン
上の状態だと、そのままつながります。
NGなパターン
上の状態だと、つながりません。銀色の部分を押し込んでからつないでください。
④加圧器具の設定をする
加圧器具を以下のように設定します。
電源
右側面の「電源ボタン」を長押しして、電源をONにします。
CYCLE MODE
「CYCLE MODE」と表示されているのを確認して「○」を押します。
LEGS POSITION
「>」を押して「LEGS POSITION」と表示されたら「○」を押します。
MEDIUM 230-300SKU
「>」を押して「MEDIUM 230-300SKU」と表示されたら「○」を押します。
6 SETS
「<」を押して「6 SETS」と表示されたら「○」を押します。
操作を間違えたら
「電源ボタン」を押すと1つ前に戻れます。
⑤バイクを20分使う
バイクを20分間漕ぎます。
回転数
回転数は左から2番目の位置に表示されます。
60~75RPMのスピードで漕ぎます。
強度
パネルで上部で現在の強度をご確認いただけます。(初期設定は一番軽めになっております。)真ん中の丸い部分を時計回りに動かすと上がり、反時計回りに動かすと下がります。息が少し弾む(会話はできる)くらいの強度でご利用ください。
⑥片付け
20分経ちましたら終了です。
バイクの表示を0
バイクの丸い部分の右にある「スタート・ストップボタン」を押してストップさせます。
その右にある「リセットボタン」を押して表示を0にします。
バイクは自動で電源が切れますので、そのまま放置してください。
加圧器具の電源をOFF
加圧器具の「電源ボタン」を長押しして、OFFにします。
加圧ベルトと器具をカゴへ
ベルトと器具を外し、サイドテーブル下にあるカゴに入れてください。
その他
覚えておいて損はない点をご紹介します。
目標心拍数
心拍数は両サイドのグリップの銀色の部分を握ると測れます。上記画像のPと表示されている部分に出てきます。
目標心拍数は最大心拍数の60~80%です。最大心拍数は220から年齢を引いた数です。例えば、50歳の方だと220-50=170(最大心拍数)、170×60%=102・170×80%=136なので102~136を目標とします。
充電
正面から見て右側の裏に電源ポートがございます。
スマホを充電しながらご利用いただけます。
ケーブルは各自でご用意ください。(Type-Cのケーブルなら貸出可能です。)
加圧器具の置く場所
加圧サイクルでは器具とベルトをつなぎっぱなしになります。器具は運動の邪魔にならない所に付けてください。