こんにちは。パーソナルトレーナーの田中です。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
「前回のトレーニング後、筋肉痛になりましたか?」
加圧トレーニングの指導中に、一番聞いている質問です。
・入会したばかりの方
・トレーニングのブランクが長かった方
・トレーニングのメニューを変えた方
主にこのような方に伺っております。
今日は、なぜ筋肉痛の有無を確認しているのかを説明いたします。
筋肉痛は運動強度の確認
「筋肉痛になったのか?」を伺っている理由は、「運動の強度が適切だったか?」を確認したいためです。
加圧トレーニングの適切な強度
加圧トレーニングの一番のメリットは、軽い負荷でも効果がある点です。
筋肉痛にならなくても、効果的にトレーニングができます。
なので、加圧トレーニングの適切な強度は「筋肉痛にならないくらい」の負荷なのです。
例外
もちろん例外もあります。
・入会したばかりの方
・トレーニングのブランクが長かった方
・トレーニングのメニューを変えた方
このような場合、筋肉痛になりやすいです。
1ヶ月くらいは、筋肉痛になっても気にする必要はございません。
ただし、2ヶ月経っても3ヶ月経っても、「毎回筋肉痛だよ!」って場合には、強度がきつすぎる可能性がございます。
筋肉痛がないと効果もない!?
よくある誤解を書いておきます。
・体験の後は、ものすごく筋肉痛がありました。
・2回目は、少しだけ筋肉痛がありました。
・3回目は、全く筋肉痛がありませんでした。
これを聞いて、どう思いますか?
A. 強度は弱すぎる
B. 強度は最適である
C. 強度は強すぎる
正解は、「B」。
よくある入会時のパターンです。
ただ、多くの方が誤解するのが、
「筋肉痛がないから、この強度では効果がない」と思うこと。
加圧トレーニングは、筋肉痛にならなくて正解です。
筋肉痛になりたければ、もっと重い負荷をかける必要があります。
筋繊維をバキバキに引きちぎる必要があるので、加圧トレーニングには向きません。
筋肉痛を気にする必要はありません
今日は、「筋肉痛になったのか?」を確認している理由を解説しました。
筋肉痛の有無は、運動強度の目安になるからです。
・筋肉痛になった方がいいの?
・筋肉痛にならない方がいいの?
こんな質問もよくいただきます。
筋肉痛になっても・ならなくても、どちらでも問題ありません。
あまり気にしすぎないでください。
ただし、毎回トレーニング後に「ひどい筋肉痛」がある場合には、一度ご相談ください。
最後に重要なことを2点書いて終わりにします。
・加圧トレーニングは筋肉痛になりにくい運動です。筋肉痛にならないのが正常です。
・筋肉痛になったからって痩せません。加圧トレーニングで筋肉痛になってもいいのは、マッチョを目指している人のみです。