こんにちは。パーソナルトレーナーの田中です。
先月、某週刊誌にすごいニュースが載っていました。
あの大谷翔平サンが加圧トレーニングを取り入れているみたいなのです。
二刀流で躍動するロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平(29)。その支えとなっているのが、連日の出場に耐え得る強靭な肉体だ…
記事を抜粋しますと・・・
「腕や足の付け根を専用ベルトで締め、血流を制限して行なう加圧トレーニングを早くから取り入れていました。野球のための体づくりを優先して、柔軟体操も念入りにやっていました」
かなり前から加圧トレーニングをやっていたみたいですね。
今日は「なぜアスリートが加圧トレーニングを取り入れているのか?」を解説いたします。
軽い重さで効果的だから
アスリートが加圧トレーニングを取り入れる理由1つ目は、軽い重量でも重い重量と同じ効果があるためです。
個人的には、加圧トレーニングは普通の筋トレの1/4の重さでOKだと感じております。
例えば、1kgのダンベルで加圧トレーニングをすると、4kgのダンベルで筋トレしているのと同じ感覚です。
アスリートなら100kg超の重い重量でトレーニングするのが普通。
これが20~30kgで同じ効果が得られるので、身体へのダメージを最小限にしてトレーニングができるのです。
乳酸が溜まりやすいから
アスリートが加圧トレーニングを取り入れる理由2つ目は、加圧していると乳酸が溜まりやすくなるためです。
あえて酸素が薄い状態でトレーニングをする「高地トレーニング」と同じだと感じております。
酸素が薄い状態でトレーニングをすると、苦しいです。
その反動で、通常の状態に戻った際には、同じ動きも楽にできます。
同じように、加圧状態でトレーニングをすると乳酸が溜まるので、きついです。
通常の状態に戻せば、同じ動きも楽にできるようになります。
高地トレーニングでは酸素を取り込む能力が増すように、加圧トレーニングでは溜まった乳酸を除去する能力が増します。
血流が良くなるから
アスリートが加圧トレーニングを取り入れる理由3つ目は、加圧トレーニング後は血流が良くなるためです。
アスリートは身体を酷使するため、疲労との戦いでもあります。
疲労をコントロールしないと、パフォーマンスが低下するだけでなく、ケガの原因にもなります。
加圧トレーニング後は血流が良くなるため、細い末端の血管に停滞している疲労物質も流せるのです。
加圧トレーニングは低リスクでパフォーマンスをアップできる!
大谷選手のようなアスリートが加圧トレーニングを取り入れている理由を解説しました。
・軽い重さで効果的
・乳酸が溜まりやすい
・血流が良くなる
まとめると、低リスクでパフォーマンスをアップできるのが加圧トレーニングなのです。
このパフォーマンスは、何もアスリートに限ったことではありません。
一般人もケガのリスクを下げて、日々の生活をアップデートできたら嬉しいですよね。
・少しでも体力をつけたい
・少しでも疲れにくい身体にしたい
・少しでも肩こりを良くしたい
このようにお考えでしたら、日々の暮らしに加圧トレーニングを取り入れてみてください。
今はわざわざ加圧ジムへ通わなくても、自宅等で気軽に加圧トレーニングができる時代になりました。
当ジムでも器具の販売を行っておりますので、ご興味のある方はお問合せください。
ミュー成増では自宅で手軽に加圧トレーニングができる「KAATSU C4」を販売しております。販売資格を持ったインストラクターがマンツーマンで使用方法を説明いたしますので、加圧トレーニング未経験者でも安心してご利用いただけます。購入のお申し込[…]