こんにちは。パーソナルトレーナーの田中です。
毎週80名くらい、マンツーマンでトレーニングの指導をしております。
今日も、お客様からの「加圧トレーニングをやって、こんな効果があったよ♪」というご報告を共有&深堀りします。
加圧トレーニングをやっていると太りません。
これも結構言っていただけます。
「痩せました!」ではなく「現状維持!」ってのが、インストラクターとしては少し残念だったりします。
でも、長年少しずつ少しずつ増えてしまった体重やウエストサイズ。
それが加圧トレーニングを始めてから増えなくなっただけでも、やっぱり嬉しいですよね。
例として、50代・男性のお客様から、去年の年末のご挨拶時にいただいた言葉です。
「おかげさまで、何を食べてもお腹が出なくなりました。」
運動を習慣にする重要性
そもそも、なぜ20代後半くらいから太り始めてしまうのでしょう。
なぜお腹が出てきてしまうのでしょう。
●「体重」=「摂取カロリー」-「消費カロリー」
●「ウエストサイズ」=「摂取カロリー」-「消費カロリー」
上の2つは、紛れもない事実です。
運動をする時間が減っている(消費カロリーが減っている)のに、食べる量が変わらない(摂取カロリーが変わらない)
こんな状態が続けば、もちろん太ります。
結構いらっしゃるのが、食べる量は減っているのに体重が増えちゃうって人・・・
残念ながら、減らした摂取カロリーよりも、無意識に減っている消費カロリーの方が多いです。
無意識なので、ほとんどの方は気付きません。
基礎代謝という消費カロリー
基礎代謝とは、何もしていなくても使われるカロリーのことです。
生命維持のため、無意識に消費されてしまうカロリーです。
この量は大体決まっているのですが、筋肉量が増えると僅かですが上がります。
逆に言うと、筋肉量が減ると僅かですが下がります。
僅かなんだけど、それが毎日毎日続くわけです。
しかも無意識に・・・
加齢とともに筋肉量=基礎代謝は落ちます
残念ながら、現代人は運動不足です。
運動をしないと、筋力は落ちます。
結果、基礎代謝が落ちます。
個人的な感覚ですが、全く運動をしていない人は10年で1食分くらいの基礎代謝が減るんじゃないかなと思います。
例えば、22歳で就職して32歳まで全く運動をしなかったとします。
22歳で1日3食しっかりと食べていた人は、32歳で2食くらいに減らさないと体重の維持すらできない状態です。
言い過ぎかなと思いますが、お客様の声をまとめるとそうなります。
今まで大盛食べていたのを並盛にしたんだけどな・・・そのくらいでは体重は増加します。
意識して運動をして筋肉量=基礎代謝を増やしましょう
だから、運動をして筋肉量を増やしましょう。
筋肉が増えれば代謝が上がります。
例えで出した22歳の人は、32歳まで同じ筋肉量を維持できたなら、大盛から並盛にするくらいで体重維持は可能です。
加圧トレーニングなら週1回・20分で太らなくできる
加圧トレーニングは、短時間で長時間の運動と同じ効果があります
時間がない人は、週1回・20分の加圧トレーニングで筋肉量を維持or増やしてください。
1つだけ注意点です。
筋肉量増加によって増える基礎代謝は、ほんとに僅かな量です。
なので、運動で筋肉をつけたから、今日はたっぷり食べよう!
なんて生活をしていると太ります。
運動すれば、たくさん食べていいってわけではないので、誤解ないようにお願いします。