こんにちは。パーソナルトレーナーの田中です。
毎週80名くらいに加圧トレーニングの指導をしつつ、毎日ブログを書いております。
某ポータルサイトのブログで、ダイエットの記事を書いております。
ダイエットと体重の基本は以下の通りです。
● 必要量食べると、体重が維持される
● 必要量以下になると、体重が減る
● 必要量以上になると、体重が増える
なので、「痩せたければ食べる量を減らしなさい」というとてもシンプルな結論になります。
そうすると、こんな反応が返ってきます。
「食べないと不健康に痩せてしまう!」
「食べないと飢餓状態になり太りやすくなる!」
「運動の専門家なら、食べても痩せられるダイエットを紹介しろ!」
こんな声にも負けずに言い続けます。
痩せたいのなら、食べる量を減らしましょう。
何で食べるの?
そもそも、何で食べる必要があるのでしょうか?
● お腹が空くから、その食欲を満たすため
● 美味しいものを食べて満足感を得るため
● 健康になるため
全部正解ですが、もっとシンプルに考えましょう。
「生きるため」です。
何を食べているの?
では、人間は「生きるため」に何を食べているのでしょう?
他の生物の命を食べています。
ここ重要なので、もう1回言います。
人間は生きるために、他の生物の命をいただいています。
食べ過ぎちゃった(笑)
ついつい食べ過ぎちゃうことありますよね。
そんなとき、こう言うと思います。
「食べ過ぎちゃった(笑)」
でも、よく考えてください。
他の命を食べ過ぎちゃっているのです。
「殺しすぎちゃった(笑)」
って感じになります。笑えませんね。
1人の人間の命を奪うだけで重罪になるのに、他の生物の命を必要以上に奪っても(笑)で済まされてしまいます。
人間って身勝手ですよね。
燃費の良い身体
ちょっと話が重くなってきたので、例え話をします。
● 1リットルで1km走る車
● 1リットルで10km走る車
● 1リットルで100km走る車
燃費以外は全く同じ性能だとしたら、どの車に乗りたいですか?
● 1日1食でバリバリ働ける身体
● 1日3食摂らないと、エネルギー不足に陥る身体
この2つだったら、どっちがいいですか?
私はご飯を食べる時間が惜しいので、1日1食、1週間に1食、1ヶ月に1食でバリバリ働ける身体がいいなと思っております。
でも、逆の考えの方が多いです。
「1日1食でバリバリ働ける身体」は「1日2食摂ると太る身体」です。
1日3食も摂ったらエネルギー過剰で病気になるでしょう。
● そんな身体にはなりたくない。
● もっと食べたい。
● 食べても太らない身体になりたい。
こう考える人が多いのが事実です。
食育の重要性
今の子供は「食育」を学校で勉強できます。
昭和生まれには考えられないですね。
とっても羨ましいです。
食は命をいただくことなんだよって事実を、子供は勉強できます。
凄い所だと、赤ちゃんから育てて、食べごろになったら絞め殺して食べるところまでやるみたいですね。
私だったら、トラウマになりそうですが・・・
でも、命をいただくってことはそういうことですからね。
将来は、「食べ過ぎて太っちゃう(笑)」なんて人は減りそうですね。
必要な量を食べられない人もいる
食べ過ぎちゃう人がいる一方で、食べられない人がいるのも事実です。
「子ども食堂」なんかも話題になりました。
それだけ、食べたくても食べられない子供がいるってことですよね。
それに、世界に目を向けると、もっと多くの食べられない子供がいます。
食糧危機
日本では人口が減ってますが、地球全体では人口が増え続けています。
「このまま行くと食料危機になってしまうのでは!?」なんて人もいますよね。
食料危機になった時に、重要なことって何だと思います?
● 軍事力
● 経済力
● 知識
全部重要だとは思いますが、最も重要なことは、
「少ない食料でも生き延びられる身体」
だと思います。
ダイエットの本質は必要な量だけいただくこと
人間は食べなくては生きていけません。
必要量は食べる必要があります。
でも、生きていくのに必要な量以上に食べる必要はあるのでしょうか?
考えてみてください。
食べる必要ないなと思った時、これ以上ムダに太らなくなります。
ムダな脂肪が落ちます。
覚えておいてください。