こんにちは。パーソナルトレーナーの田中です。
お客様の運動習慣をサポートしつつ、ブログを書いております。
シェイプアップ目的で運動を始める方に「どの部位を特に引き締めたいですか?」とアンケートを取っております。
その結果、
3位 お尻、太もも
2位 二の腕
1位 お腹
ぶっちぎりでお腹がトップです。
ちなみに、加圧トレーニングは腕や脚の付け根にベルトを巻いて運動をします。
「お腹にベルトを巻かないのに、どうして効果があるの?」
こんな疑問はないですか。
今日は、こちらについて解説したいと思います。
加圧トレーニングで脂肪燃焼
まずは、加圧トレーニングで脂肪が燃えるメカニズムから説明します。
例えば、脚の付け根にベルトを巻いて、スクワットをします。
脚の筋肉を使うので、脚に乳酸が発生します。
ベルトを巻いてないと乳酸は足からある程度逃げていきます。
が、ベルトを巻いていると乳酸が逃げていかずに溜まっていきます。
乳酸が溜まると、脳から「成長ホルモン」が分泌されます。
成長ホルモンは脂肪を分解させる効果があります。
これが、加圧トレーニングで脂肪が燃えるメカニズムです。
加圧トレーニングでお腹痩せ
加圧トレーニングでは、
・腕にベルトを巻いて上半身の運動をします。
・脚にベルトを巻いて下半身の運動をします。
では、なぜお腹痩せができるのでしょうか?
理由は、先ほど説明した「成長ホルモン」です。
ホルモンなので、血液によって全身に流れます。
もちろん、お腹にも流れます。
お腹の脂肪が燃えやすくなります。
これが、加圧トレーニングでお腹の脂肪が燃えるメカニズムです。
加圧でお腹を痩せるための戦略
加圧トレーニングでお腹シェイプに効果があるのが分かったと思いますので、ここからは効率的にお腹を引き締めるための戦略を解説します。
戦略1:腕と脚のトレーニング
まずは、乳酸を溜めて成長ホルモンを分泌させる必要があります。
・腕にベルトを巻いて、上半身の運動。
・脚にベルトを巻いて、下半身の運動。
これらをしっかりやりましょう。
オススメは、脚にベルトを巻いてスクワット。
結構きついトレーニングですが、その分成長ホルモンも大量に分泌されます。
戦略2:お腹のトレーニング
脂肪が燃えやすい状態ができたら、お腹のトレーニングをしましょう。
お腹痩せのトレーニングはYouTubeに素晴らしい動画がたくさんありますので、お好きな動画をご覧ください。
戦略3:有酸素運動
脂肪が燃えやすい状態って、どれくらい続くかご存じですか?
加圧トレーニング後、15分~30分が一番のピークです。
それから2時間後までは脂肪が燃えやすい状態が続きます。
なので、脂肪が燃えやすい2時間は有酸素運動をしましょう。
・ジョギング
・早歩き
・自転車
お好きな方法でどうぞ。
「そんな時間取れないよ!」って方は、わざわざ運動する必要はありません。
・買い物に行く
・掃除をする
・立ったまま電車に乗る
これも立派な有酸素運動です。
間違っても家に帰ってダラダラ過ごしてしまうのだけは止めてくださいね。
最重要戦略:食事
今までご紹介した1~3の方法で、一番お腹痩せに効くのはどれだと思いますか?
実は、どれでもありません。
なんだかんだ言って、食事が最も重要です。
できれば、脂肪が燃えやすい加圧後2時間は食事を控えて有酸素運動をしてください。
どうしても食べたい場合には、糖質を控えてタンパク質とか食物繊維とかにしてください。
当たり前ですが、せっかく効果的に運動をしても、食べ過ぎると逆に太ります。
加圧トレーニングでお腹をスッキリさせよう!
今日は、加圧トレーニングはお腹に効果があるのか?どうすれば効果的なのか?をご紹介しました。
- 脚トレで成長ホルモンを分泌させる!
- 腹トレでお腹の脂肪を燃えやすくする!
- 有酸素運動で脂肪を燃やす!
これであなたのお腹も少しずつスッキリしてくるはずです。
全然変わらないようであれば、食事を見直してください。