東京都板橋区のパーソナルトレーナー、田中です。
毎日15名くらいに加圧トレーニングの指導をしつつ、ブログを書いております。
どんな運動にも、メリットとデメリットがあります。
もちろん、加圧トレーニングもいいことばかりではございません。
そんな加圧トレーニングの弱点を紹介した「加圧トレーニングのデメリット:成長ホルモンの副作用」という記事が、アクセス数ナンバー1になっております。(2019年6月現在)
あまり、加圧トレーニングの専門家が加圧トレーニングのデメリットを記事にすることありませんからね・・・
今回は、加圧トレーニングの体験時にお話ししている「加圧トレーニングのデメリット」を2点ご紹介します。
加圧トレーニングのデメリット(初心者向け)
久しぶりに運動をする人、加圧が始めての人は以下のデメリットがあります。
● 筋肉痛になる
● 点状出血が出る
順番に解説します。
【デメリット1】筋肉痛になる(報告率:80%)
加圧トレーニングのメリットとして「筋肉痛になりにくい点」がございます。
翌日に疲れが残らないので、予定等を気にせずに運動ができます。
でも、加圧トレーニングは筋力トレーニングの一種です。
久しぶりに運動をする場合には、どうしても筋肉痛が出ます。
1ヶ月以上、運動をしていない人は筋肉痛になる確率が高いです。
ちなみに、加圧トレーニング2回目の時に「前回、筋肉痛はございましたか?」と伺うようにしております。
大体5人中4人は「筋肉痛でした」と答えております。
【筋肉痛について補足】
加圧トレーニングを始めて、1ヶ月もするとほぼ筋肉痛が出なくなります。
とっても良いことなのですが、中にはこんな人もいらっしゃいます。
● 筋肉痛がないと、ちゃんとできているのか不安になる
● 筋肉痛がないと、やった気がしない
● 筋肉痛になるまでやりたい
ハッキリ言って、こんな人は加圧トレーニングに向いていません。
せっかく筋肉痛が出ないのがメリットなのに、それが嫌ってことですからね。
もっと、筋肉を極限まで追い込んでくれる、パーソナルトレーニングジムへ通うべきです。
毎回、筋肉痛を楽しめますよ。
【デメリット2】点状出血になる(報告率:10%)
加圧トレーニング後に、腕に赤い点々が出る場合がございます。
血流を制限しておりますので、出血の反応が出てしまうんですね。
● 強い圧をかけるほど、点々が出やすくなります。
● 最初の数回は出ても、慣れてくると出なくなる人がほとんどです。
● 体質によっては、弱い圧でも慣れてきても出る人もいらっしゃいます。
点々が出ても大丈夫なのか、不安になりますよね?
適正な圧をかけて運動をしていれば、点々が出ても「問題ない」とされています。
でも、他の加圧トレーニングの団体では「点々が出るのは適正な圧を超えているからだ!」とおっしゃっている所もございます。
私の場合、なるべく点々が出ないように圧を設定しております。
理由はシンプルです。
見た目が悪いから。
【点状出血について補足】
体験の時には点々が出ても、1ヶ月もするとほぼ出なくなります。
これも良いことなのですが、中にはこんな人もいらっしゃいます。
● 点状出血がないと、加圧をやった気がしない
● 点状出血になるまで圧をかけてほしい
もはや、「健康のために」加圧トレーニングをやりたいのか、「点状出血を楽しみたいから」加圧トレーニングをやりたいのか、目的が良く分からないですね。
ミュー成増では、点状出血に毎回なるような強い圧での運動をしておりません。
もっと、爆圧をかけてくれる、加圧トレーニングジムへ通ってください。
加圧トレーニングの強度・圧はほどほどがベストです。
加圧トレーニングの初心者によくあるデメリットを2点ご紹介しました。
加圧トレーニングは、筋肉痛になるまで強度を上げなくても効果の出るトレーニング法です。
強度は、ほどほどにしておきましょう。
また、加圧トレーニングは、出血が出るほど圧を上げなくても効果の出るトレーニング法です。
圧も、ほどほどにしておきましょう。
加圧トレーニングに限ったことではないですが、運動はほどほどが一番です。
長続きさせるコツです。