こんにちは、ミュー成増の田中です。
週2回のトレーニングを頑張って、無事にコロナ太りから生還したお客様との会話です。
現代社会は、油断していると色んなところから太らせにかかってきます。
「もっと食え」とか「もっと楽しろ」といった感じで。
太ってしまったら、今度は痩せらせにかかってきます。
「太っているのはみっともない」とか「健康に良くない」といった感じで。
そこで今日は、食品業界やダイエット業界からカモにされないため、現代社会の生き方を伝授したいと思います。
ダイエットにお金のかからない考え方
食品業界やダイエット業界からお金を巻き上げられない方法は、とってもシンプルです。
今よりも太らない。
それだけで、太るのにも痩せるのにもお金がかからなくなります。
太らない方法
「太らなければいいは分かるけど、それが難しいんだよ。」と考える方も多いかと思います。
別の言葉へ言い換えます。
今よりも痩せない。
全く違うように聞こえるかもですが、同じです。
今よりも太らない=今よりも痩せない
要は、こういうことです。
今のあなたはそのままで素晴らしいんだから、無理に痩せたり太ったりする必要はありません。
体重コントロール
前置きが長くなりましたが、現代社会を賢く生き抜くため、今の体重を維持する能力を身につけましょう。
具体的なアクションプランは次の3つ。
- 毎日体重計に乗る
- テレビやSNSからはなるべく距離を置く
- リセットする日を作る
順番に説明します。
毎日体重計に乗る
現状を知らないと、体重をコントロールできません。
まずは、毎日同じ時間に体重を計る習慣をつけましょう。
そこで重要なのは、体重に増減がある日。
なぜ増えたのか?なぜ減ったのか?を説明できるようにしましょう。
テレビやSNSからはなるべく距離を置く
太らないためのアクションプランです。
テレビからもSNS(特にインスタ)からも、「もっと食え」というメッセージが伝わってきます。
できれば距離を置きたいですね。
例えば、おいしそうにラーメンを食べている動画を見て、「ラーメン食べたいな」なんて思っちゃうような人は、一切見ないことをおすすめします。
リセットする日を作る
太らないように気を付けていても太ってしまうのが現代社会。
体重が大幅に増えていたら、すぐにリセットしましょう。
具体的に何をすればいいのかは、人によって違います。
体重を毎日計っていて気付きませんでしたか。
なぜ体重が減った日があるのか?
太ってしまった場合、体重が減った日の前日と同じ行動をしましょう。
痩せたい場合
「体重は減らすよりも維持する方が大切だよ」って言うと、反発される場合がございます。
「痩せたいです」と。
厳しいようですが、「なんで痩せなきゃいけなくなるまで太ってしまったのか?」をまず考えてください。
太っていても痩せていても、最初にやるべきことは同じです。
今のあなたの素晴らしい体重を維持しましょう。
「太る⇔痩せる」を繰り返す弊害
太ったり痩せたりするのを勧めていない理由は、2つの害があるからです。
1つ目は、代謝が悪くなること。
急激に痩せる時は、材料にしやすい筋肉を減らします。
一方、急激に太る時は、溜め込みやすい脂肪を増やします。
これを繰り返していくと、同じ体重でも体脂肪率がものすごいことになってしまうのです。
基礎代謝を上げる筋肉が減っているので、ダイエットの難易度も少しずつ上がっていきます。
基礎代謝量は年齢と共に落ちていきます。
アンチエイジングの時代に、「ダイエットでエイジング(老化)を加速させてどうするの?」って疑問に思います。
2つ目は、身体に負担がかかること。
太るのも痩せるのも、身体にとってはかなり負担をかけます。
- 太ってしまったときは、痩せるように防衛反応が働きます。
- 逆に痩せてしまった時は、太るように防衛反応が働きます。
全く違う防衛反応を働かせると、身体も支障をきたします。
別の例えです。
- 夏の暑い時には、体温を下げるように防衛反応が働きます。
- 冬の寒い時には、体温を上げるように防衛反応が働きます。
短期間で体重の増減を繰り返すのは、夏40℃近い日本から-40℃の南極へ行くような感じです。
こんなの繰り返していると、病気になりますよね。
ダイエットにお金をかけない生き方
今日のまとめです。
コロナ太りを解消したお客様との会話から、感じたことです。
太るのにお金をかけさせる業界もあれば、痩せるのにお金をかけさせる業界もあります。
そんな業界のカモにされないために、賢く生きましょう。
まずは、自分の体重を維持できるスキルを身につけてください。
体重を維持できるスキルが身についてから、体重を増やしたり減らしたりするのも遅くはありません。
そうすれば、無駄にお金を使うことはなくなります。
ちなみに、今体重は何キロですか?
即答できない場合には、すぐに体重計に乗りましょう。