東京都板橋区のパーソナルトレーナー、田中です。
毎日15名くらいに加圧トレーニングの指導をしつつ、ブログを書いております。
結構、このような質問があります。
今回は、ダイエットとプロテインについて解説いたします。
【答え】プロテインはサプリメント(栄養補助食品)
プロテインはサプリメント(栄養補助食品)です。
3食のご飯でタンパク質が不足しているようなら、サプリメントで補う必要があります。
朝:パンとフルーツ
昼:ざるそば
夜:パスタとサラダとスープ
こんな食事をしている人は、プロテイン必須です。
朝:納豆と卵
昼:魚定食
夜:焼肉
こんな食事をしている人は、プロテイン不要です。
トレーニング後にプロテインは必要?
トレーニング=プロテイン
こんな感じで、「トレーニング後は必ずプロテインを摂った方が良い」と思っていらっしゃる方は多いです。
確かに、トレーニングをするとタンパク質の必要量が増えます。
トレーニングで筋肉が破壊されます。
壊された筋肉を修復するのに、大量のタンパク質が必要です。
だから、トレーニング後にプロテインは重要なのです。
でも、ダイエット中は要注意!
3食でしっかりタンパク質が摂れているのに、プロテインを補給してしまうとどうなるでしょう?
余ったタンパク質は、脂肪に変わります。
余分な脂肪は、身体に蓄えられます。
筋肉を増やすつもりでプロテインを飲んでいるのに、脂肪を増やしてしまっては意味がありません。
それと、トレーニングにハマっている人が、トレーニングをしない日にプロテインを補給するのもどうかなと思います。
理由は、ダイエットのケースと同じです。
マッチョを目指している人が、ただのデブになってしまう・・・
そんな原因になってしまわないか心配です。
一般人はあまり気にしすぎなくてもいいかと思いますが、タンパク質も摂りすぎると毒になります。
肝臓や腎臓に負担がかかるなんて話もございますので、必要以上に摂りすぎないでください。
ダイエットでプロテインを有効活用するには
ダイエットをしたい人は、普段の食生活でどれくらい「タンパク質」が不足しているのかを認識してください。
理想は、3食全てで「タンパク質」を摂ること。
3食摂っていない人は、1食の「タンパク質」の量を多くしましょう。
その際に、プロテインを活用できます。
ポイントは、炭水化物を減らしてプロテインを摂ること。
間違っても、今の食生活+プロテインにすると太るので、注意しておきます。
【具体例1】炭水化物しか摂ってない
朝:パン&フルーツ
昼:ざるそば
夜:パスタ&サラダ&スープ
こんな食事をしている人は、基本的に炭水化物しか摂れていません。
一昔前は、ダイエット中にこんな食事をしている人が多かったです。
「カロリーと脂肪はダイエットの敵」だと思われていた時代です。
現在は、「炭水化物がダイエットの敵」だと認識されていますので、こんな食事をしている人は少なくなりましたね。
まずは、朝食をパン&フルーツではなくプロテインにしてしまいましょう。
炭水化物→タンパク質に置き換わるので、理想的な栄養バランスになります。
【具体例2】カロリー摂りすぎ
朝:納豆&卵
昼:魚定食
夜:焼肉
こんな食事をしている人は、タンパク質だけを見れば理想的です。
でも、カロリー過多になっている可能性があります。
朝:納豆&卵(&ご飯)
昼:魚定食(大盛ご飯付)
夜:焼肉(&ビール)
現実はこんな感じですね。
まぁ、太りますよね。
まずは、朝・昼・夜のどれか1食をプロテインに置き換えてしまいましょう。
1食分のカロリーが減りますので、痩せやすくなるかなと思います。
食事からのタンパク質は重要=プロテインは補助的に
ダイエットにプロテインが必要かどうかを考える前に、まずは今の食生活を見直してください。
食生活の中でタンパク質が不足していたら、炭水化物をタンパク質に変えられないかを考えてみましょう。
とは言え、仕事や家事で忙しくて、理想の食事を分かっていても実行するのが難しい方も多いかと思います。
そんな時には、プロテインの出番です。
必要に応じて使ってみてください。
ちなみに、パーソナルトレーナーの私は、毎朝プロテインを摂っております。
昼に肉・夜に魚とかを食べてますが、体重を減らさないためにプロテイン生活をしております。
明日は、どんなプロテインがオススメなのかを解説いたします。