こんにちは。パーソナルトレーナーの田中です。
タンパク質を英語で言うとプロテイン。
でも、日本でプロテインと言うと、粉状の物を想像しないですか。
プロテインパウダー、一昔前はマッチョが飲むものでした。
最近は筋トレがブームになり、美容で飲む方も増えております。
なぜプロテインを飲むのかと言うと、タンパク質が一番重要な栄養素であるためです。
ただ、こんな疑問ないですか。
「なんで、あんな粉状の物を飲まなきゃいけないの?」
今日は、タンパク質をプロテインパウダーで飲む意味を考えてみました。
タンパク質をプロテインで摂るメリット
タンパク質をプロテインで摂る理由は、大きく3つのメリットがあるためです。
1. 手軽に摂れる
2. たくさんの量を摂れる
3. タンパク質だけを摂れる
順番に説明します。
プロテインは手軽
タンパク質をプロテインで摂る理由1つめは、手軽だからです。
タンパク質と言えば、肉や魚が代表的です。
肉や魚は、調理をしなくては食べられません。
包丁・まな板を使って、火を使って、味付けして・・・
さらに、それらを片付けて。
まぁ、面倒ですね。
プロテインなら、水と一緒にシェイカーへ入れて振るだけ。
10秒で摂取完了です。
プロテインはたくさん摂れる
タンパク質をプロテインで摂る理由2つめは、たくさんの量を摂れるからです。
1日に必要なタンパク質の量ってご存知ですか?
ざっくり50gくらいです。
先ほども登場した、肉や魚をどのくらい食べれば50gに届くかと言いますと。
・肉100gあたり、タンパク質は20g強。
・魚100gあたり、タンパク質は20g弱。
なので、肉は250g、魚は300g食べれば、1日の必要量になります。
このくらい食べられそうに思えますが、問題はそれを毎日続けなくてはいけない点。
肉や魚の気分ではなく、別な物で摂ろうとすると、どのくらい必要かと言いますと、
・卵1個(50g)あたり、タンパク質6g。
・豆腐1丁(300g)あたり、タンパク質15g。
・納豆1パック(50g)あたり、タンパク質8g。
上記3つを1つずつ食べても、タンパク質は約30gです。
50gを毎日続けるのって、しっかりメニューを組まないと大変なのです。
そこで登場するのが、プロテイン!
参考までに、私が摂っている大豆のプロテインはスプーン1杯(15g)あたり、12.75gのタンパク質が含まれています。
食欲のない時に肉50g食べるのは大変ですが、スプーン1杯のプロテインなら簡単。
身体のコンディションに関わらず、タンパク質の摂取ができます。
プロテインはタンパク質だけを摂れる
タンパク質をプロテインで摂る最大の理由は、純粋にタンパク質だけを摂れるからです。
例えば肉を食べる場合。
肉には脂肪がたっぷり付いております(部位にもよりますが)。
さらに、味付けで塩分もたっぷり含ませます。
タンパク質を摂りたいのに、脂肪分や塩分も摂れてしまいます。
さらに、肉を食べる時って、ビールとか米とかいっちゃいませんか?
炭水化物も同時に摂取です。
一方、プロテインに脂肪や塩分は、ほとんど含まれておりません。
ビールのつまみにプロテイン、米のお供にプロテインなんてあり得ません。
純粋にタンパク質のみを摂取できます。
プロテインを上手に活用しよう
今日は、タンパク質をプロテインで摂るメリットを考えてみました。
プロテインは、タンパク質のみを、たくさんの量、手軽に摂れるメリットがございます。
普段の食事で毎日50g摂り続けるのが難しい場合には、上手く活用してみてください。
ちなみに、プロテインパウダーの最大のメリットである「タンパク質のみ摂れる」点ですが、市販のプロテインではちょっと弱いかもです。
と言うのも、市販のは飲みやすく味を調整しているので、どうしても「余計な物」が入っちゃってるんです。
ここら辺は、また明日書こうかなと思います。