こんにちは。パーソナルトレーナーの田中です。
毎日15名くらいに加圧トレーニングの指導をしつつ、ブログを書いております。
筋トレでは、呼吸が重要です。
息を止めて運動をすると、血圧が上がり危険なためです。
でも、結構呼吸を止めちゃう人が多いです。
※ 詳しくは「ジムで筋力トレーニング(呼吸編)」をご覧ください。
筋トレと同じく、ストレッチでも呼吸は重要です。
ストレッチの呼吸法について、解説いたします。
ストレッチも筋トレも基本は同じ
ストレッチも筋トレも基本は同じです。
● 呼吸を止めない
● 1動作1呼吸
● 自然に呼吸
呼吸を止めない
ストレッチも呼吸を止めないでください。
筋トレほど危険ではありませんが、ストレッチの効果が下がってしまいます。
ゆっくりと呼吸をしながら、リラックスして身体を伸ばしましょう。
結構あるダメな例です。
前屈をやるとします。
なるべく倒そうとして、力任せにやってしまう。
その時に、呼吸も止まっています。
これでは、筋肉を伸ばしたいんだか、前屈の自己記録に挑戦しているんだか、目的が良く分かりません。
力任せに倒したからって、筋肉が伸びるわけではありません。
学校の体力テストをやっているわけではないので、自分がリラックスできる範囲でストレッチしましょう。
力任せのストレッチは、身体を痛めてしまうかもしれませんよ。
1動作1呼吸
筋トレと同じです。
動かすようなストレッチでは、1動作1呼吸を心がけましょう。
筋トレと違う点が1つだけあります。
筋トレでは力を入れる時に吐きますが、ストレッチでは筋肉を伸ばす時に吐きます。
ストレッチでは、吐く意識が重要です。
身体を伸ばす時に吐きましょう。
自然に呼吸
ずっと伸ばしているようなストレッチでは、自然に呼吸をしましょう。
可能であれば、ゆっくり呼吸ができるとベストです。
呼吸がしにくいからって、早く呼吸をしてしまうのはNGです。
息を止めてしまうのは、もっとダメです。
ジムでストレッチをする際には、呼吸も意識しましょう
ジムや自宅でストレッチをする際に意識してほしいのは以下の2点です。
● 伸ばしたい筋肉が伸びている意識
● 吐く息の意識
この2点ができていれば、ストレッチが上手にできています。
逆に、意識しなくてもいいのは以下の点です。
● どれだけ前に倒せるか(前屈の場合)
目安として、ストレッチで力が入っているのは間違っていると思っていただいて構いません。
ストレッチも筋トレもそうなのですが、意味のない動作をしてしまっているパターンが多いです。
「このストレッチは意味あるのかな?」と疑問に感じたら、近くのトレーナーに聞いてみてください。
意味のないストレッチを毎日やっても時間のムダになってしまいます。